記事内に広告を含みます

【プロが解説】固定電話の必要性とは。家電話を解約しても困らない理由

固定電話の必要性

どうも、ITブロガーのTOTO(@hikakora_toto)です。

家の固定電話って必要なの?

毎月基本料金を払ってるのもなんだかムダのような気もするけど・・・

でも解約するといざという時に困るのでは。

このように固定電話の必要性に疑問を感じている人も多いのではないでしょうか。

たしかに使用頻度の少ない固定電話。

[prpsay img=”https://speedwifi.biz/wp-content/uploads/2020/01/face_20191125_155721-e1574665095301.png” name=”TOTO”]毎月費用もかかっているから必要性も考えてしまいますよね[/prpsay]

そこで今回は「固定電話の必要性とは。家電話を解約しても困らない理由」について通信業界に15年勤めたTOTOが詳しく解説をしていきます。


固定電話を解約して「ひかり電話」に乗り換えるならこちら

なぜ固定電話が必要と考えてしまうのか?

疑問

家の固定電話に限らず、緑やグレーの公衆電話も今では見ることが少なくなりました。

一家に1台は当たり前だった固定電話は今や一人に1台のスマホの時代。

2台持ちの人も少なくないでしょう。

まずは、あなたが一番気になっている固定電話の必要性について解説をしていきますね。

[prpsay img=”https://speedwifi.biz/wp-content/uploads/2020/01/face_20191125_155721-e1574665095301.png” name=”TOTO”]毎月費用もかかっているから必要性も考えてしまいますよね。[/prpsay]

固定電話は信用力が高いという考え

「固定電話=信用」という側面がまだまだ根強くあります。

特に事業用として使う場合、顕著に表れているのではないでしょか。

たとえば、あなたが通販で買い物をしようとした時、はじめて買いサイトなら会社の情報を確認しませんか?

もし会社の電話番号が「080」など携帯の番号だったらどうしますか?

この会社って大丈夫?と不安になりますよね。

固定電話があることで会社の所在もはっきりするというのが固定電話の「信用力」となっています。

事業で使うとなれば以下のようなこともあるでしょう。

  • 顧客や取引先への信用性がないと思われてしまう。
  • 取引先との契約ができない可能性がある。
  • FAXを利用する業者とのやりとができない。

企業にとっては顧客や取引先への信用を担保する意味でも固定電話の必要性は高いでしょう。

一方、個人ではどうなのか。

たとえばクレジットカードやローンの審査への影響は気になりますよね。

昔のように固定電話が主流だったころは当然ながら個人を特定する意味でも重要だったかもしれませんがスマホが一般的になった今では昔のように審査に通り難いといったことはありません。

ただカード会社からすれば固定電話があれば確実に自宅があるという証明にはなるので審査が有利になることはあるかもしれません。

[prpsay img=”https://speedwifi.biz/wp-content/uploads/2020/01/face_20191125_155721-e1574665095301.png” name=”TOTO”]事業用と個人では意味合いも違うのでは。[/prpsay]

固定電話でしか連絡をしない人がいるため

高齢者の方はスマホが苦手で固定電話を使っている人も多いかと。

スマホと固定電話の通話料金は高くなってしまうため固定電話と固定電話で電話をする人もいるのではないでしょうか。

そのためだけに固定電話を持っている方が基本料金のムダかと。

使用頻度を考えれば別の連絡手段に変えることを検討したほうが良いのでないでしょうか。

安否確認のためのに必要と考えているため

安否確認のための災害用伝言ダイヤル(171)は2016年3月18日より携帯電話などの番号でも登録出来るようになっています

安否を確認したい被災地の人が固定電話を持っていなくても、携帯電話やPHS、050IP電話の番号で登録が出来、録音や再生が可能になっています。

停電時でも使えるという勘違いがある

停電時に全ての固定電話が利用できる分けではありません。

利用できる固定電話は加入電話の場合、以下の3つのケースになります。

  • 電話機から電話線のみ出ている黒電話
  • 停電対応の電話機(留守番応答機能等の無い単機能電話機等)
  • 独自に予備電源等を接続した電話機

ようするに停電した時に予備バッテリーに切り替わる機能を持った電話、若しくは黒電話ということ。

コンセントから商用電源を使用する電話機(固定電話)では停電時に使うことはできません。

[prpsay img=”https://speedwifi.biz/wp-content/uploads/2020/01/face_20191125_155721-e1574665095301.png” name=”TOTO”]停電しているわけですから当然かと。[/prpsay]

固定電話を解約して「ひかり電話」に乗り換えるならこちら

固定電話は今後無くなる可能性はあるのか?

固定電話の必要性

固定電話は今後も無くなることはないでしょう。

総務省のデータからも固定電話の契約者数は減少しているとありますが一方で0ABJ型IP電話の契約数は増加しているという数値もあります。

固定電話 加入者数

[prpsay img=”https://speedwifi.biz/wp-content/uploads/2020/01/face_20191125_155721-e1574665095301.png” name=”TOTO”]実は固定電話にはいくつもの種類があるんですよ。[/prpsay]
  • 光回線を使用したIP電話
  • ADSL回線を使用したIP電話
  • CATV回線を使用した固定電話・IP電話
  • ISDN
  • 加入電話

これらは全て固定電話です。

光回線の普及によって新たなサービス「光電話」の登場で加入電話の固定電話から光電話への固定電話に移行しているということです。

【昔の固定電話】=加入電話・・・用途は電話だけ

【現在の固定回線】=光回線・・・用途は電話・インターネット

[prpsay img=”https://speedwifi.biz/wp-content/uploads/2020/01/face_20191125_155721-e1574665095301.png” name=”TOTO”]加入電話の固定電話が減少しているということ![/prpsay]

固定電話を解約して「ひかり電話」に乗り換えるならこちら

固定電話を解約したら困るケース

企業では信用の問題で簡単に解約できませんが一般家庭では解約したら本当に困るのでしょうか。

その対応策も気になりますね。

まず解約したら困るだろうというケースをあげてみます。

  • 学校などで知らせている連絡網
  • 固定電話しか知らない人からの電話

気になるのはこの2つのケース。

学校などに知らせている連絡網

学校や保育園など小さなお子様がいる家庭の多くが固定電話を連絡先にしているケース。

これは一言、連絡先が変更になったと伝えれば問題はないかと。

家庭の環境にもよりますが固定電話よりむしろ携帯電話に変更しておいた方が着信を逃さないのではないでしょうか。

出られなかったとしても着信記録が残っているから折り返し電話もできますよね。

共働きなら尚更、携帯番号を登録していたほうがよほど安心ではないでしょうか。

固定電話で登録した先からの電話

何かの契約や登録をする際は必ず「連絡先」を記入するかと。

その際、記入した連絡先が固定電話だったとしたら解約することで困ることはあるでしょか。

たとえば

  • ネットショップなどの会員登録
  • レンタルDVDなどの会員登録
  • 病院などの診察券
  • 電気・ガスなどの公共料金
  • 生命保険など

身近なところには、このような電話番号を登録するケースがいくつもあります。

ただ、このような登録をしたところから電話が掛かってきたことはありますか?

一度もないかと思います。

あるとしても何かの営業電話くらいでは。

大切なことならハガキなどで送られてくる可能性もあるかと思います。

ということで、このことについても心配をする必要は全くないかと考えます。

固定電話を解約して「ひかり電話」に乗り換えるならこちら

固定電話を使う3デメリット

デメリット

次は固定電話のデメリットをあげてみます。

デメリット
  • 基本料金・通話料金が高い
  • 詐欺に狙われやすい
  • 営業電話がしつこくかかって来る

基本料金・通話料金が高い

固定電話の基本料金は加入権とライトプランの2つに分かれます。ライトプランはレンタル回線のようなもの。

一般家庭のアナログ回線の基本料金は1級局で1,700円です。ライトプランでは1,950円です。

使用頻度が低い固定電話に1,700円~1,950円の支払いを毎月することになります。

基本料金だけでなく通話料金も高いですね。

市内は8.5円/3分、市外~県外では20円~80円もかかります。距離が遠くなるほど高くなる料金体型になっています。

もしこれから先、10年間使った場合、基本料金の支払い総額はなんと204,000円にもなります。

ほとんど使わないのに置いておくのは、かなりもったいないですよね。

詐欺にあってしまう可能性がある

固定電話は「オレオレ詐欺」などの犯罪に狙われるリスクが非常に高いと言われています。

オレオレ詐欺以外にも、架空請求詐欺・融資保証金詐欺・還付金詐欺など特殊詐欺の手口は増え続けています。

なぜ固定電話がこのような詐欺にあいやすいのかというと固定電話を持っているひとには高齢者が多い為です。

つまり高齢者を狙っているから。

固定電話を受ければ自宅にいることも確認ができてしまいます。

オレオレ犯人グループが、最初に接触してきた手段のほとんどが「固定電話」というデータもあるようです。

参考 特殊詐欺認知・検挙状況等について警視庁

営業の電話がしつこくかかってくることも

固定電話は確実に営業の的になってしまいます。

理由は電話帳がテレアポリストになってしまうから。

皮肉なことに営業電話かを判断するためにナンバーディスプレイや迷惑電話お断りサービスなどは全てオプション料金になってしまいます。

  • ナンバーディスプレイ:400円~600円(回線種別による)
  • 迷惑電話おことわりサービス:600円または700円(プランによる)
迷惑電話おことわりサービス
迷惑電話を受けた直後に、お客さまが電話機からダイヤル操作を行なうことにより、以降同じ電話番号から着信があった場合にはお客さまに代わって「この電話はお受けできません。ご了承ください。」と自動的にメッセージで応答するサービスです

固定電話を解約して「ひかり電話」に乗り換えるならこちら

固定電話を止める3つの選択肢

固定電話を止める方法は3つあります。

3つの選択肢

  • 利用休止
  • 一時中断
  • 解約

利用休止

「利用休止」は使わなくなった電話番号を一時的に止めることです。

加入権の権利は消滅しないため、後で復活して使うことができます。

メリットは毎月の固定電話代(基本料金)がかからない点と復活させた場合は加入権を再度買う必要がないことです。

注意点は電話回線を復活させる場合、同じ番号を使えないことです。

一時中断

「一時中断」は電話がかかってきても繋がらないようにすることです。

そのため電話の基本料金はそのまま支払いは継続して発生します。再開すれば同じ電話番号を継続して利用できます。

解約

解約とは電話の加入権、電話番号も全て放棄することを意味します。

まさに完全解約です。

この解約には一切工事費はかかりません。

固定電話を解約して「ひかり電話」に乗り換えるならこちら

固定電話に置き換わる光電話とは

ひかり電話

ブロードバンドの普及によって固定電話(加入電話・INSネット)の契約数はどんどん減っています。NTTの設備も2024年にIP網へ以降すると発表しています。

参考 IP網移行の概要NTT東日本

というわけで固定電話に置き換わる固定電話が「光電話」(ひかり電話)です。

「光電話」(ひかり電話)とは、光ファイバーを使った固定電話サービスのこと。

固定電話は解約したいけど電話番号は残したいという人におすすめのサービスです。

メリット
  • 現在の電話番号をそのまま引き継げる
  • 月額料金・通話料金が安い
  • インターネットの利用が無制限
  • キャンペーンで高額キャッシュバックがもらえる

固定電話を解約して「ひかり電話」に乗り換えるならこちら

現在の電話番号をそのまま引き継げる

光電話(ひかり電話)にはナンバーポータビリティという「番号を引き継げる制度」があるため現在の電話番号がそのまま使えます。

電話機もそのまま使うことができます。

110番や119番などの緊急電話、天気予報や時報も今までとかわりません。

月額料金・通話料金が安い

光電話(ひかり電話)は月額基本料金」も、「通話料」も従来の固定電話よりも安い料金体型になっています。

光電話の基本料金は月額500円と、ひかり電話対応機器利用料が300円の合計800円ほどです。

従来の固定電話(アナログ回線住宅用)で1,700円ですから約半分の基本料金ということです。

ただ、「ひかり電話」は、そもそもフレッツ光のオプションサービスのため光回線(フレッツ光)の基本料金(3,000円~5,000円)が別途かかります

ネット回線と一本化することでトータル的にお得になりますが固定のネット回線が必要ない人にとっては逆に高くなってしまいます。

ただネット回線は固定であってもモバイルでも必要最低限の設備としてあるべきものですよね。

インターネットの利用が無制限

ひかり電話を利用するにはフレッツ光などの光回線のサービスの加入が必要です。

固定の光回線の速度は最大1Gbpsで無制限で利用することができます。

フレッツ光以外にもソフトバンク光、auひかり、NURO光などで「ひかり電話」は使うことができます。

キャンペーンで高額キャッシュバックがもらえる

光回線(ひかり電話)の契約先よって高額キャッシュバックをもらうことができます。

高額キャッシュバックをもらうためにはオプション条件など厳しいところもあるので注意が必要です。

確実にキャッシュバックを貰いたいなら下記の代理店経由がおすすめです。

いずれもキャシュバックを貰うための手続きが簡素化されている代理店です。

固定電話を解約して「ひかり電話」に乗り換えるならこちら

まとめ

今回は固定電話の必要性とは。固定電話を解約しても 大丈夫な理由について書きました。

結論としては加入電話(アナログ回線)の固定電話は必要ないと考えます。

電話番号がなくなったとしても困ることが無いことや、どうしも電話番号が必要なら光電話へ移行すれば良いからです。

固定電話を解約する不安を持っている人、必要性に悩んでいる人は今回の記事を参考になれば幸いです。

固定電話を解約して「ひかり電話」に乗り換えるならこちら