どうも。元ビジフォン販売員のTOTO(@hikakora_toto)です。
モバイルルーターを購入以来電源入れっぱなしで使っているケースも多いはずです。
スマホだと電源入れっぱなし、充電しながら使うのはあまり良くないと分かりますが、
モバイルルーターも電源入れっぱなし、充電しながら使うのは良くないのでしょうか?
そこで、WiMAXモバイルルーターは電源入れっぱなしでも大丈夫なのか、
充電しながら使ってもバッテリーを長持ちさせる方法などを紹介しましょう。
WiMAXモバイルルーターは電源入れっぱなしでも大丈夫?
結論から言うと、WiMAXモバイルルーターは電源入れっぱなしでも大丈夫なんですが、多少のリスクはあります。
電子機器にとって熱は大敵ですから、電源を入れっぱなしにしていることでWiMAXモバイルルーターが熱を持って故障する可能性が高くなってしまいます。
また、WiMAXモバイルルーターをインターネットに接続すると、一時的に保存したデータなどが溜まっていきます。
電源を切ると一時的に保存されているデータなどはキレイに掃除されますが、電源入れっぱなしだと溜まる一方で、インターネットに繋がりにくくなったり通信速度が遅くなる原因になるんですね。
ですからWiMAXモバイルルーターは電源入れっぱなしでも大丈夫ですが、できれば使わない時には電源を切るようにした方が良いですよ。
充電しながらでも使える?
バッテリーが減った時には充電しながらインターネットを使うこともあるでしょうが、もちろんWiMAXモバイルルーターの充電中でもインターネットは使えます。
ただWiMAXモバイルルーターを充電しながら使うということは、充電と放電を繰り返すことになってしまいます。
何回も充電しているのと同じことになるわけなので、充電しながら使うとWiMAXモバイルルーターのバッテリー劣化を早めてしまう恐れがあるんですね。
電源入れっぱなしで通信速度に影響は?
電源を入れっぱなしにしていることが、直接的に通信速度に影響を与えることはありません。
ただ、WiMAXモバイルルーターの電源を入れっぱなしにしていると一時的に保存しているデータなどが端末内に溜まっていきます。
それが通信速度を落とすこと要因となるので、電源を入れっぱなしにしていることが通信速度低下の間接的な原因になりえるんですね。
電源入れっぱなしにしている通信料金が発生する?
WiMAXモバイルルーターは電源が入っている間は通信し続けていますから、その間も当然通信料金は発生します。
しかしWiMAXの料金プランは従量課金ではなく定額ですから、電源を入れっぱなしにすることで料金が高くなることはないんですね。
ただWiMAXモバイルルーターの電源入れっぱなしでその間に通信し続けることで、3日間10GBという制限を受けやすくなる可能性はあります。
充電しながら使うとバッテリーの充電回数に影響する?
先にも書いたように、WiMAXモバイルルーターを充電しながら使うと、何度も充電しているのと同じことになります。
一般的に500~700回ほど充電を繰り返すことで、WiMAXモバイルルーターのバッテリーは容量が半分程度にまで落ち込んでしまうと言われています。
1日1回の充電でも1年半から2年ほどでバッテリーは劣化しますから、充電しながら使うことでバッテリーの劣化がもっと早くなってしまうわけです。
WiMAXモバイルルーターのバッテリーの消耗・劣化する原因
WiMAXモバイルルーターのバッテリーを消耗・劣化させる原因としては
- 充電しすぎ
- 暑いところに長時間放置
などが考えられます。
実はWiMAXモバイルルーターのバッテリーは100%まで充電することで余計な負荷がかかり、かえってバッテリーの消耗・劣化を早めてしまうんです。
またWiMAXモバイルルーターと同様にバッテリーも熱に弱いですから、暑いところに長時間放置するとバッテリーの消耗・劣化を早めることになります。
WiMAXモバイルルーターのバッテリーを長持ちさせるには
WiMAXモバイルルーターのバッテリーを長持ちさせるには
- ロングライフ充電
- バッテリーセーブ
といった本体に備わっている機能を活用することです。
本体の設定を変更するだけで、誰でも簡単にバッテリーを長持ちさせることができるんですね。
またWiMAXモバイルルーター本体やバッテリーが熱に弱いということを考えると、気温が高くなるような場所にWiMAXモバイルルーターを置かないのも有効ですよ。
ロングライフ充電でバッテリーの劣化を防ぐ
「WX05」「WX06」などのNECプラットフォームズ製のWiMAXモバイルルーターには、ロングライフ充電という機能が備わっています。
ロングライフ充電をONにしておくと、WiMAXモバイルルーターの充電が70%程度までで止まります。
WiMAXモバイルルーターのバッテリーは100%まで充電すると負荷がかかって劣化を早めますから、70%程度に止めることでバッテリーの劣化を遅らせることができるわけです。
通常WiMAXモバイルルーターのバッテリーは500~700回の充電で劣化しますが、ロングライフ充電だと1000回以上充電してもバッテリーはほぼ劣化しません。
バッテリーセーブでバッテリーの消耗を防ぐ
WiMAXモバイルルーターのパフォーマンス設定で「バッテリーセーブ」を選ぶと、バッテリーの持ちが良くなります。
ただバッテリーセーブを選ぶと、繋がりやすさよりもバッテリーの持ちを重視してしまいます。
そのためバッテリーセーブでWiMAXモバイルルーターを使うと、場合によっては繋がりにくかったり通信速度が極端に遅くなったりすることがあるんですね。
ですから通信する時には「ハイパフォーマンス」か「ノーマル、スマート」にしておき、通信しない時にはバッテリセーブに切り替えるようにすると良いですよ。
気温の高い場所にWiMAXモバイルルーターを置かない
WiMAXモバイルルーターのバッテリーは熱に弱いので、なるべく気温が高くなる場所に置かないようにすることでバッテリーの消耗・劣化が防げます。
直射日光の当たる窓際に置いたり、WiMAXモバイルルーターを熱がこもりやすいカバンなどの中に入れたまま使ったりするのはダメですよ。
真夏の駐車中の車の中にWiMAXモバイルルーターを放置するのも、本体・バッテリーともにダメージを受けるのでやめましょう。
ただ熱に弱いからと言って、反対に冷やすのもあまり良くありません。
冷蔵庫の中に入れたりだとか氷で冷やしたりすると、WiMAXモバイルルーター内部に結露が発生して故障の原因となってしまいます。
独り暮らしでWiMAXモバイルルーターを使うならクレードルが便利
独り暮らしの部屋でWiMAXモバイルルーターを使うのであれば、「クレードル」という周辺機器があると便利ですよ。
WiMAXプロバイダによっては別途クレードル代が発生する場合もありますが、端末とセットでクレードルを無料で提供してくれる場合もあります。
クレードルがあるとWiMAXモバイルルーターが繋がりやすくなり、さらにWiMAXモバイルルーターを失くす心配が無くなりますよ。
クレードルとは
クレードルは単なるモバイルルータースタンドではなく、拡張機能が備わったスタンド型の機器なんです。
充電台として使うこともできますし、クレードルにはLANポートが付いているのでWiMAXモバイルルーターとパソコンをLANケーブルで有線接続することも可能です。
さらにクレードルにもアンテナが付いており、クレードルにWiMAXモバイルルーターをセットしておくことで電波の受信感度をアップさせることもできますよ。
クレードルを使うメリット
古いタイプのデスクトップパソコンはWi-Fi非対応だったりしますが、クレードルがあればWi-Fi非対応のパソコンでもWiMAXモバイルルーターに接続可能です。
またLANケーブルを使って有線接続することで、通信が安定して通信速度アップも期待できるんですね。
さらに帰宅時にはクレードルにWiMAXモバイルルーターをセットするようにしておけば、WiMAXモバイルルーターを失くす心配がありません。
置き場所が決まることで、WiMAXモバイルルーターをあちこちに置くことがなくなり、紛失のリスクを減らすことができるというわけです。
家族で使うなら光回線+モバイルルーター
家族でインターネットを使うのであれば、家には光回線、外出用にモバイルルーターと使い分ける方が良いです。
光回線だけだと持ち運ぶことができませんし、モバイルルーターだけだと家族の誰かがモバイルルーターを持って行ってしまうと家でインターネットを使えなくなります。
ですから家族で使う場合には光回線とモバイルルーターを使い分けた方が良いんですね。
光回線のおすすめはNURO光
家で使う光回線にはNURO 光がおすすめです。
使える地域が限られているのが少し難点ですが、光回線としては最速の最大通信速度2Gbpsとなっています。
通信速度が速い方が快適にインターネットが使えますから、最大1Gbpsのフレッツ光回線など他の光回線よりもNURO光がおすすめですよ。
WiMAXおすすめのプロバイダはGMOとくとくBB
WiMAXには約20のプロバイダがあるんですが、その中でも「GMOとくとくBB」が断然おすすめです。
プロバイダによってWiMAXの通信品質が変わらないんですが、GMOとくとくBBでは30,000円を超える高額なキャッシュバックが貰えます。
以前は他にも高額キャッシュバックが貰えるプロバイダがあったんですが、現在ではGMOとくとくBBぐらいです。
通信品質が変わらないならお得な方が良いに決まっていますから、WiMAXのプロバイダは高額キャッシュバックが貰えるGMOとくとくBBで決まりなんですね。
まとめ
WiMAXモバイルルーターを電源入れっぱなしで使ったり、充電しながら使ったりすると本体やバッテリーがダメージを受けます。
しかしWiMAXモバイルルーターには、本体やバッテリーを長持ちさせるための機能が備わっています。
それを上手く活用することで、電源入れっぱなしでも充電器挿しっぱなしでもWiMAXモバイルルーターやバッテリーを長持ちさせることができますよ。