どうも。元ビジフォン販売員のTOTO(@hikakora_toto)です。
この数年で「WiMAX」が一般的に定着し、ネットサイトはもちろん家電量販店などの店舗でもWiMAXが契約できるようになっています。
WiMAXの契約先が増えるのは良いんですが、増えたら増えたで今度は「どこで契約するのがお得か」って迷っちゃうんですよね。
早々に結論を言ってしまうと、WiMAXのプロバイダである「GMOとくとくBB」で契約するのが一番お得なんです。
では、なぜWiMAXの契約先としてGMOとくとくBBが一番お得なのかについて詳しく見ていきましょう。
WiMAXで損する契約先とは?
WiMAXは以下の5つがが主な契約先となります。
- 家電量販店
- auショップ
- UQスポット
- 価格.com
- 各WiMAXプロバイダの公式サイト
この内「各WiMAXプロバイダの公式サイト」以外は、お得じゃないと言うよりも契約すると損と言っても良いぐらいなんです。
家電量販店
家電量販店でWiMAXを契約すると、月額料金が高くなってしまいます。
具体的な金額は後述しますが、WiMAXの無制限プランの月額料金は大体4,000円前後で、3,000円台で利用できるプロバイダも少なくありません。
ところが家電量販店で契約したWiMAXの無制限プランの月額料金は4,500円前後となっています。
また店舗によってはキャッシュバックキャンペーンを行っていることもありますが、一定金額以上の電化製品の同時購入が条件になっていたりしてお得じゃないんですね。
auショップ
WiMAXの回線事業者である「UQWiMAX」がKDDIグループということもあって、auショップでもWiMAXが契約できるようになっています。しかしauショップは家電量販店と同じで月額料金が高く、キャッシュバックや料金割引といった特典もほとんど付かないので、WiMAXの契約先としてはお得じゃないんです。
auショップでWiMAXの無制限プランを契約した場合の月額料金は4,292円で、家電量販店よりは安いですがWiMAXの相場からすると数百円程度高くなっています。
UQスポット
「UQスポット」はUQコミュニケーションズのキャリアショップで、UQWiMAXや格安SIMのUQモバイルの契約手続きなどができます。
料金はWiMAXの相場並ですが、WiMAXの公式ショップだけにお得なキャンペーンが少ないんですね。
公式という強みがある上に、高額キャッシュバックや大幅な料金割引があると誰だってUQスポットでWiMAXを契約したくなりますよね。
しかしそうするとプロバイダや代理店が離れてしまい、結果的にWiMAXの市場規模を縮小することに繋がってしまいます。
なので公式ショップであるUQスポットにはお得なキャンペーンがほとんど無く、WiMAXの契約先としては魅力に欠けるわけです。
またUQスポットの店舗数も少なく、大手携帯キャリアのキャリアショップのように身近じゃないのもマイナスですね。
価格.com
「価格.com」は価格比較サイトで、WiMAXなどの通信サービスの料金や電化製品などの価格を販売店・販売サイトごとに比較できるようになっています。
価格.comと直接WiMAXを契約するのではなく、価格.comを通して各WiMAXプロバイダと契約することになります。
電化製品などを購入する際に価格.comにお世話になっている人も多いと思いますが、WiMAXに関してははっきり言ってあまり役に立ちません。
月間7GBの制限付きプランと無制限プランを区別せずに比較しているので、非常に分かりにくいんですね。
また比較対象のプロバイダ数も少なく、情報に多少の偏りがあるので、価格.comで紹介されているものが必ずしもWiMAXで最安とは限らなかったりします。
WiMAXでおすすめの契約先は?
WiMAXは「各WiMAXプロバイダの公式サイト」で契約するのがおすすめです。
とは言えWiMAXには約20のプロバイダがありますから、全ての公式サイトをチェックしてどこがお得か比較するのは大変ですよね。
そこで、WiMAXの契約先としてプロバイダの公式サイトがおすすめな理由とともに、主要なWiMAXプロバイダの料金を比較してみましょう。
プロバイダの公式サイトがお得
プロバイダには家電量販店やUQスポットのような店舗は無く、公式サイトのみで契約を受け付けています。
公式サイトのみだと店舗を運営する場合よりも人件費などのコストが大幅に抑えられるので、プロバイダは独自のキャッシュバックや料金割引といったお得なキャンペーンが行えるんですね。
WiMAXは家電量販店で契約してもプロバイダの公式サイトで契約しても通信品質は全く同じです。
それなら少しでもお得な方が良いに決まっていますから、キャッシュバックが貰えたり月額料金が安くなるプロバイダの公式サイトで契約するのがおすすめというわけなんです。
WiMAX主要プロバイダ12社料金比較
下の表は、WiMAXの主要なプロバイダ12社の料金やキャッシュバックなどを比較したものです。
キャリア | 平均月額基本料金 | キャンペーン適用後 実質支払い価格(3年総額) | キャッシュバック | 事務手数料 | 端末代 | 契約期間 |
GMOとくとくBB(CB) | ¥3,435 | ¥123,660 | ¥31,500 | ¥3,000 | ¥0 | 3年 |
GMOとくとくBB(月額割) | ¥3,491 | ¥125,660 | 0 | ¥3,000 | ¥0 | 3年 |
BroadWiMAX | ¥3,656 | ¥131,626 | ¥0 | ¥3,000 | ¥0 | 3年 |
カシモWiMAX | ¥3,769 | ¥135,668 | ¥0 | ¥3,000 | ¥0 | 3年 |
BIGLOBE WiMAX 2+ | ¥4,180 | ¥150,480 | ¥15,000 | ¥3,000 | ¥19,200 | 1年 |
DTI WiMAX 2+ | ¥3,602 | ¥129,670 | ¥0 | ¥3,000 | ¥0 | 3年 |
So-net モバイル WiMAX 2+ | ¥4,129 | ¥148,656 | ¥0 | ¥3,000 | ¥0 | 3年 |
Smafi WiMAX | ¥3,673 | ¥132,240 | ¥0 | ¥3,000 | 0 | 3年 |
UQ WiMAX | ¥3,963 | ¥142,680 | ¥0 | ¥3,000 | ¥0 | 2年 |
YAMADA air mobile WiMAX(ヤマダ電機) | ¥4,713 | ¥169,680 | 月500×30回 | 3年 | ||
KT WiMAX(ケーズデンキ) | ¥4,713 | ¥169,680 | 月500×30回 | 3年 | ||
ワイヤレスゲート WiMAX(ヨドバシカメラ) | ¥4,296 | ¥154,680 | 15,000 | 3年 | ||
BIC WiMAX SERVICE(ビックカメラ) | ¥4,739 | ¥170,628 | 15,000 | 3年 |
GMOとくとくBBからSmafiWiMAXまでは公式サイトのみ、ヤマダ電機から下は店舗での契約となります。(UQWiMAXは公式サイト・店舗両方)
公式サイトのみで契約できるプロバイダは月額料金が3,000円台のところも多いですが、家電量販店は全て4,000円以上となっています。
実質的な月額料金が一番安いGMOとくとくBBと一番高いビックカメラだと、1か月当たり約1,300円、3年間だと46,000円以上も違っています。
ですから上の表を見れば、公式サイトと店舗のどちらでWiMAXを契約した方がお得かは一目瞭然ですね。
WiMAXプロバイダ選びのポイント
WiMAXプロバイダを選ぶ先の基準は人それぞれで、「とにかく知名度のある会社じゃないと不安」という人も居れば「知名度は二の次で安さ重視」という人も居ます。
WiMAXプロバイダ約20社の中から自分に合ったものを見つけるための、WiMAXプロバイダの選び方のポイントをいくつか紹介します。
WiMAXの性能はどのプロバイダも同じ
WiMAXはどのプロバイダで契約しても以下3つの基本的な性能は全く同じです。
- 対応エリア
- 通信速度
- 通信制限
また使う端末も基本的には一緒で、プロバイダによって端末の良し悪しもありません。
プロバイダによってWiMAXの使い勝手が変わることは無く、回線事業者でもあるUQWiMAXが有利といったことも無いんですね。
なのでプロバイダの知名度は、WiMAXプロバイダを選ぶ際には重要なポイントとはなりえないというわけです。
契約期間のメリットとデメリット
WiMAXの基本的な契約期間は3年ですが、プロバイダによっては1年・2年と契約期間が短くなっていたりします。
一般的に通信サービスの契約期間は短い方が良いとされていますが、契約期間が長い方には解約しにくいというデメリットだけでなくメリットもあります。
WiMAXは現状3年契約が主流となっており、1年・2年と短い期間で契約できるプロバイダは限られています。
ですから契約期間が短いことにポイントを置いてWiMAXプロバイダを選ぶと、選択肢が大幅に限られてしまうんですね。
またWiMAXにはauのLTE回線で通信ができる「ハイスピードプラスエリアモード」というオプションがあるんですが、3年契約だとこの無料で利用できます。
1年・2年の契約でもハイスピードプラスエリアモードは利用できるんですが、月1,005円のオプション料金が発生します。
なので「契約期間が長いから」ということで3年契約のプロバイダを選択肢から外すのは、WiMAXではあまり得策ではありませんよ。
キャッシュバック金額を含めた「実質費用」で比べる
WiMAXプロバイダの料金を比較する場合には、キャッシュバックを含めた実質費用を見ることが必要です。
キャッシュバックが貰えるプロバイダは料金が安くないので、料金だけで比較すると高額キャッシュバックが貰えるプロバイダは選択肢から外れてしまいます。
しかし実際には、料金が安いプロバイダよりも高額キャッシュバックが貰えるプロバイダの方がキャッシュバックを含めた実質費用が安いんです。
ですからキャッシュバックを含めた実質費用で比較するのが、WiMAXのプロバイダ選びでは重要なんですね。
WiMAXの契約ならGMOとくとくBBのキャンペーンがお得
WiMAXのプロバイダを料金の安さで選ぶと、必然的にGMOとくとくBBのキャンペーンを利用するというところに着地します。
GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンを利用してWiMAXを契約すると、最大で31,500円のキャッシュバックが貰えます。
3年間の支払総額からキャッシュバックを差し引いた1か月当たりの実質費用は、WiMAXプロバイダで最安の3,435円となります。
またGMOとくとくBBでは料金割引のキャンペーンも行われており、こちらを利用すると3年間の実質的な月額料金は3,491円です。
いずれも月3,500円以下で無制限プランが使えますから、WiMAX以外のポケットWiFiを含めても最安クラスなんですね。
GMOとくとくBB WiMAXの悪い評判は本当?メリット、デメリットから分かった真実!キャッシュバックの注意点
GMOとくとくBBでキャッシュバックキャンペーンを利用してWiMAXを申し込む場合、いくつか注意しなければならないことがあります。
まず1つ目としては、キャッシュバックの手続きメールが利用開始11か月目に届くということです。
利用開始から約1年も経過すると、キャッシュバックのメールがいつ届くのか忘れてしまうことも多いんです。
実際に利用開始からキャッシュバックの手続きまで10か月以上空くと、約7割の人が手続きをし忘れるという調査結果もあるんですね。
もう1つは、キャッシュバックの手続きメールがGMOとくとくBBのプロバイダメールアドレスに届くことです。
普段からプロバイダメールをチェックしていないと、キャッシュバックの手続きメールが届いていることに気付きません。
またプロバイダメールにはGMOとくとくBBから大量の広告メールも送られてくるので、広告メールにキャッシュバックの手続きメールが紛れてしまうこともあります。
おすすめは月額割引のプラン
GMOとくとくBBでWiMAXを契約するなら、キャッシュバックよりも料金割引のキャンペーンを利用する方がおすすめです。
キャッシュバックは利用開始11か月目に別途手続きが必要ですが、料金割引は利用開始後自動的に適用されるので別途手続きは不要なんですね。
キャッシュバックを貰い損ねるとGMOとくとくBBは全くお得じゃなくなりますから、貰い損ねる恐れの一切無い料金割引の方が良いというわけです。
GMOとくとくBBの損をしないための申し込み手順
ただGMOとくとくBBの公式サイトからWiMAXを申し込んだのでは、それほどお得にはなりません。
GMOとくとくBBでWiMAXをお得に利用するための申し込み方というものがあるんですね。
ではWiMAXをお得に利用するためのGMOとくとくBBでの申し込み方について順を追って見ていきましょう。
STEP1.申し込み前にエリアの確認
WiMAXはほぼ日本全国で使えるようになっているものの、山間部や島しょ部などを中心にWiMAXが使えない地域も少なからずあります。
なのでGMOとくとくBBに限らず、WiMAXを申し込む前には自宅や自分の生活圏がWiMAXの対応エリア内に入っているかを確認しましょう。
GMOとくとくBBの公式サイト内にもWiMAXのエリアマップがありますし、WiMAXの回線事業者であるUQWiMAXの公式サイトでもエリアマップが確認できますよ。
STEP2.公式サイトから申し込み
WiMAXの対応エリアを確認したらGMOとくとくBBの公式サイトで申し込むんですが、実はGMOとくとくBBにはWiMAXの申し込みサイトがいくつかあります。
キャッシュバック・料金割引ともに公式サイトとは別に公式のキャンペーンサイトがあり、そちらから申し込んだ方がお得なんですね。
GMOとくとくBBの公式サイトの各キャンペーンページは下記リンクから移動できます。
- キャッシュバック・・・GMOとくとくBB WiMAX 高額キャッシュバック
- 料金割引・・・GMOとくとくBB WiMAX 月額割引
STEP3.端末は最新機種を選ぶ
WiMAXの端末にはいくつか機種がありますが、最新機種を選びましょう。
自宅だけでなく外でも使うならポケットWiFiタイプの「WX06」か「W06」、自宅だけで使うのなら「HOME02」か「L02」となります。
WiMAXでは単純に新しい機種の方が通信速度が速いですし、電波の受信感度も高いので最新機種を選んだ方が良いと言うよりも選ぶべきですよ。
STEP4.料金プランはギガ放題プランを選ぶ
WiMAXには以下のの2種類があります。
- 1か月に使える通信量が7GBまでの「7GBプラン」
- 通信量無制限の「ギガ放題プラン」
GMOとくとくBBでは、利用開始から2か月間はどちらのプランも同じ料金で利用することができます。
なので申し込み時点ではギガ放題プランを選んでおき、2か月間使ってみて、1か月の通信量が7GB以下に収まるなら3か月目から7GBプランに変更すれば良いんですね。
STEP5.クレードルの有無を選ぶ
WiMAXの端末としてWX06を選んだ場合には、「クレードル」という周辺機器を購入するかどうかを決めることになります。
クレードルは充電台としてだけでなく、補助アンテナが付いているので、クレードルにWX06をセットしておくことで電波の受信感度がアップします。
またクレードルにはLANポートが付いていますから、WX06とパソコンを有線接続して通信の安定性をアップさせることもできるんですね。
ただクレードルを購入すると、キャッシュバックキャンペーンの場合はキャッシュバック金額が3,000円少なくなり、料金割引の場合は別途3,619円のクレードルの代金が発生します。
STEP6.オプションサービスの注意点
GMOとくとくBBのWiMAXには以下3つの有料オプションがあります。
- 安心サポート、安心サポートワイド
- Wi-Fi接続オプション
- スマホ安心パック
この内、「安心サポート」と「Wi-Fi接続オプション」については必ず加入しなければいけません。
ただどちらも利用開始から2か月間は料金無料で、端末発送月の翌月以降に解約可能となっています。
もしオプションが不要なのであれば、端末を受け取った翌月に解約すればオプション料金を払わずに済みますよ。
まとめ
WiMAXの契約先はいくつかありますが、WiMAXを安い料金で利用したいのであれば店舗ではなくプロバイダの公式サイトから申し込まないといけません。
さらにWiMAXをお得に利用したいのであれば、GMOとくとくBBの料金割引のキャンペーンサイトで申し込ましょう。
WiMAXは契約先が違うだけで、WiMAXの標準的な契約期間である3年間の支払総額が40,000円以上変わることもあります。
ですからWiMAXの契約先は、しっかりと比較検討した上で安く利用できるところを選ばないといけませんよ。